本日は11月3日文化の日ですね。意味ですが、調べてみると「自由と平和を愛し、文化を進める」という意味があるそうです。素晴らしいと思います。現在、外国では真逆の事をしていると感じる情勢があるので、少しでも良い状況になることを祈りたいと思います。
話は変わりますが、本日は、先日入荷した羽毛ふとん(肌掛け)を体験してみた事をふまえ、改めて感じた事をお伝えしたいと思います

掛ふとんを使用する場合、私自身が気にすることは、主に
1.暖かさ 2.軽さ 3.フィット感
の3つです。これらは実際に羽織ってみることで感じる事ができます。そして、実際試してみることで改めて気づいた事は
1.暖かさには、フィット感が関係している事
2.フィット感はキルト(羽毛を割り振る仕立)、側生地の素材、羽毛の品質が関係している事
3.軽さにも上記と同じ、キルト、側生地の素材、羽毛の品質が関係している事
具体的な話ですが、側生地についてはポリエステルを多く使用しているTTCと呼ばれる生地は軽いです。しかし、肌ざわりや吸湿性、肌沿いを考えた場合、高価にはなりますが、高品質な綿や綿の割合が多い生地のほうが、軽さを維持しつつ、フィット感もでます。
また、羽毛の品質についてですが、お布団内のダウンの割合(90%等)も一つの目安ですが、ダウン自体の品質(ダウンの成熟具合や大きさ)も重要だと思います。私個人の感想ですが、お布団の詰め物量が同じでも、外側地の素材や羽毛の質が良い物のほうが、体感的に軽く、暖かく、フィット感が良く感じます。
私が先日試した商品は羽毛肌布団 0,3sで、仕切りの細かい(8×7マス 計56マス)の商品ですが、マスが細かいとフィット感が良くなります。詰め物も高品質なグースダウンを使用しているため、ほど良く暖かさがありました。
より、暖かさが欲しい場合は、お布団の厚みが増えると暖かくなるので、羽毛肌布団に上から中間量(合掛)のふとんをのせるか、1枚の詰め物の量を増やす事になります。羽毛の詰め物量が増えると、厚みがでるので、色々なキルト(暖かさを逃しにくい二層式キルトやほど良い軽さ、暖かさの特殊立体キルト等)が出来ます。
ちなみに、羽毛ふとんを2枚重ねる2枚合せは生地が2枚分になるので、軽さを求める場合は、1枚にするか、より高品質な側生地、品質の羽毛を選ばれる事をおすすめします。
その他、最近では、暖かすぎるのも困るとおっしゃるお客様もいらっしゃいます。そのような場合は、良い品質の羽毛を少なめの量、そしてフィット感の良いキルトのお布団をおすすめします。さらに、側生地がより蒸れにくい商品(ゴア生地)もございますので、高価ですがその商品であればより快適です。
私自身、軽さ、蒸れ感のないほど良い暖かさを感じます。
今回はかなりマニアックな内容でしたが、羽毛ふとんでお悩みの方の参考になれば幸いです。
当店では、こだわりの各種羽毛ふとんも体験コーナーにて無料でお試し頂けます

ご興味ございましたら、お気軽にお問合せください。
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