皆様、気温変化大きい日々ですが、血流が滞らないようできる時に少し体を動かし、体を冷やさないよう汗を拭きとってお過ごしください。
本日は、最近改めて確認した繊維の相性について投稿させて頂きます
繊維製品はご使用等による摩擦力を受けると、生地表面に毛羽たちが起こります。
毛羽だった繊繊維同士や毛羽だった繊維とその他の繊維の毛羽が絡み合いが起こります。
色々な物が絡み合った結果毛玉を発生する性質があります。
よく見かける繊維として、綿やポリエステルがありますが、
ポリエステル等の合成繊維は、天然繊維に比べて強度が高い繊維です。
その為、摩擦力を受けて毛羽だった繊維は切れ落ちにくいです。
一方、綿等の天然繊維は強度が低い為、摩擦等によって毛羽だった繊維はさらに摩擦力をうけると、切れ落ちてしまいます。
これらの事から、ポリエステルの繊維と綿の繊維を使用される場合（綿素材の掛カバー、ポリエステル素材のシーツ、ポリエステル素材の部屋着等）を使用される場合、使用時の摩擦力のかかり方によって毛玉が発生する事があるかと思います。
基本、ポリエステル繊維に毛玉ができる事が多くなります。
毛玉を抑えるための対策として
商品はこまめに洗濯する
お洗濯の際は洗濯ネットに入れ、高水位で洗濯し、屑とリネットを使用する
毛玉が発生した場合は、早めに毛玉取り機や掃除機等で除去する
当店としましては色々ご事情があるかと思いますが、可能であれば吸湿性や肌への優しさ等から、綿や麻等の天然繊維の使用をおすすめします
お時間がある時に、現在使用されているカバーやシーツ等を見直されるのもおすすめです。快適に眠る為の条件の一つである、湿気にも関係してくることかと思います。
皆様の参考になれば幸いです
