2024年03月26日

長年お客様に枕をご提案していて思う事

 3月も本日を入れて残り6日ですね。新生活の準備もおおよそ済ませ、今週から来週にかけて違った場所で生活を始められる方は移動される頃かと思います。お気をつけてお過ごしください。また、場所は変わらずとも、新しい年度を迎え、色々変化する時期でもあると思います。
皆様、質の良い睡眠や食事をとり、体調を整えて元気にお過ごしください。

本日は快眠のポイントとして、寝姿勢と枕についてお伝えしたいと思います。

 寝姿勢 

 仰向け時の理想は、立っている時、背骨のなだらかなS字カーブをそのまま保つ姿勢
       
 横向きの理想は、首、背骨をまっすぐ保つ姿勢

 これらの姿勢を保つためには、硬すぎず、柔らかすぎない事に加え、体圧を分散してくれる事が必要となります。お一人お一人のお好みもありますが、現在では、優れた素材(マニフレックスの芯材)や優れた加工方法(ムアツマットレスやエアー等)により、扱いやすく、快適な寝心地の敷寝具も色々あります。

 敷寝具でお悩みの方は、一度色々試してみる事をおすすめ致します。(当店では、商品の特徴をご説明させて頂きながら、色々な商品をお試し頂けます)

 話はかわりますが、本日は私が長年にわたり、枕をお客様にご提案させて頂いた経験から思う事をお伝えさせて頂こうと思いますぴかぴか(新しい)

 枕の役割  首と頭を支える事
  
   寝ている時に敷布団やマットレスと、頸部の間にできる隙間を埋める事
   そして、この隙間は体型(後頭部の丸み、頸椎のそり、肩幅)によって個人差がある為、人によって適した枕は違う

 枕選びのポイント

 1.自分に適した高さ

 仰向けや横向き等、普段眠っている時の寝姿勢の際にできたマットレスや敷布団と頸部の間にできる隙間を程よく埋める高さ

 2.頸部を支える基本構造

  快適に眠る為には、頭部だけでなく、頸部も支える必要があるため、枕は頭部と頸部がそれぞれ安定して支えられる構造が理想(詰め物が移動しない素材、もしくは移動しない構造)

 3.好みの素材

  詰め物の素材により、硬さや通気性、フィット感も違うため、特徴を理解したうえで、自分の好みの素材を選ぶ事

 その他、現在使用している敷寝具の硬さも重要です。敷寝具の硬さにより、身体の沈み方も異なる(一般的には、柔らかい寝具は沈みやすく、硬い寝具は沈みにくい)為、敷寝具と頸部の間にできる隙間が変わります。
 その為、枕を選ぶ際は、出来る限り、現在のご自身の寝ている敷寝具の硬さに近い状況でお試しされることをおすすめします。

 また、寝姿勢も重要です。仰向けや横向け、うつ伏せなど色々な寝姿勢があり、それぞれ長所、短所がある為、どの寝方が良いとは限りませんが、寝姿勢により、敷寝具と頸部の間の隙間が変わります。その為、普段の寝姿勢を把握し、その寝姿勢で枕をお試し頂くのが良いと思います。
 
 その他、理想は仰向けの時は、枕の真ん中、横向けの時は枕の左右を使用してご使用頂く事ですが(おおよその枕は、その考えで真ん中が低く、左右が高くなっています)、皆様それぞれ好みの眠り方が違う為(真ん中付近で横向きに眠りたい等)当店では、普段通りの寝姿勢でのお試しをおすすめしております。

 上記内容に加えて、ここ数年で感じることは、

 寝返りのうちやすさ   枕と肩や首のフィット感  全体的な安定感やバランスの良さ

 が大切だということです。

 理想の高さは計測によりわかります。また、枕の高さの細かい調整や安定感は、基本、細かく部屋を仕切る(5つや7つ部屋)のが理想ですが、フィット感や寝返りのうちやすさが変わります。

 これらの事から、枕を選ばれる際には、ある程度の基本はおさえつつ、実際に普段の自分の寝姿勢を思い出しながら、お試し頂くのがおすすめです。

 枕や敷寝具(マットレスや敷布団)は、寝姿勢を保つ為に重要な寝具です。理想の寝姿勢は快眠を助け、快眠は心や体を健康に保つために重要です。

 長文になり失礼しました。皆様の快眠の参考になれば幸いです。

 当店は、定休日の火曜日以外は営業しております。10時〜18時30分

 体験コーナーにて色々な枕、敷寝具(敷布団、マットレス)、掛布団等をお試し頂けますかわいい

 皆様のご来店 お待ちしておりますわーい(嬉しい顔)

 
   
posted by 快眠工房 at 12:30| 日記